防音室の値段はいくら？

防音室の値段は、
いったいいくらなのか気になりますよね？！

• 比較的安い通販品の組み立て式防音室
  
  
• 既製品ボックス式の防音室
  
  
• オーダーメイド防音室
  

上記3パターンの具体的な防音室の値段相場について、お伝えしますね。

タイプ別　防音室の値段

１）比較的安い通販品の組み立て式防音室の値段

楽天市場で「組み立て 防音室」と検索すると、141件の商品がヒットしました。

その中で、
たとえば１畳程度のサイズで音楽用でも使えそうなものは
約20万円からあります。

ネット通販で買って自分で組み立てる防音室は、
防音工事会社の施工に比べたら防音性能は低いですが、
ご自身での組み立て式なら安い値段からありますね！

２）既製品ボックス式防音室の値段

既製品ボックス式防音室で「１畳」の防音室で言うならば、
価格は約70万円から110万円程度が相場です。

YAMAHAはアビテックスですね。

ただし、この価格には運送費や組立費などが含まれていません。

運送費は地域にもよりますが約21,000円、組立費は約31,500円が目安でしょう。

販売店や業者さんによって、
そして時期によって価格が異なる可能性があるので、
実際に購入する際は、恐れ入りますがトータルの値段をお店に確認してくださいね。

３）オーダーメイド防音室の値段

オーダーメイドの防音室の値段は、
部屋の大きさや仕様、そして防音業者さんによって異なります。

１畳なら一般的には100万円以上かかると考えられます。

なお、防音会社さんに防音工事を依頼する際は、
部屋丸ごとを防音室にされる場合が多く、３畳以上でご依頼される方が多いですね。

しかし防音会社さんが販売する「既製品ボックス式の防音室」もあって、１畳程度の製品もありますよ。

自分で組み立てるよりも、防音のプロが設計して施工してくれる防音室は魅力的です。

防音室の値段を安くする方法

防音室の値段を安くする方法はいくつかあります。

・一つは、既にある部屋に自分で防音パネルを設置する方法です。

部屋自体を工事して防音室に改装する方法よりも安価です。

・２つ目の方法は、部屋の中に設置する１畳程度の簡易的な防音ブースを利用する方法です。

これは、「音楽用途でなければ」10万円から設置できる場合もあります。

・３つ目は複数の業者さんに、防音室の見積もり依頼をしてみることです。

以上のような方法で、防音室の値段を安くすることができます。

そのため防音室を設置する際は、
予算だけでなく、目的や品質も考慮する必要があります。

防音室の値段と性能について

防音室の値段と性能の関係について解説します。

防音室の性能は、
主に遮音性能と音響性能に分けられます。

遮音性能

遮音性能とは、外部からの騒音を防ぐ能力や内部からの演奏音を漏らさない能力。

音響性能

音響性能とは、内部で発生した音がどのように反射や吸収されるかによって決まる残響や響き。

防音室の値段は、主に
遮音性能や音響性能によって変わりますね。

一般的には、防音室の値段が高いほど、遮音性能や音響性能が高くなります。



その他、もちろん設備等々でも防音室の値段は変わってきます。

例えば、

• 壁や床や天井の厚さや材質
  
• 窓や扉、換気扇やエアコンの有無
  
• 照明や内装などの設備

などで価格も違ってきますね。

防音室の遮音性能表示について

防音室の遮音性能は、デシベル（dB）で表されます。

遮音性能が高いほど、外部からの騒音や内部からの音漏れを防ぐことができます。

楽器によって必要な遮音等級も異なりますが、少なくとも-30dB以上が望ましいです。

いかがでしたでしょうか？

うえに書いたとおり、
防音室の値段と性能は比例する傾向にあります。

予算や用途に応じて、最適な防音室を選ぶことが重要です。