ヴァイオリン等の弦楽器の防音室でサイズなど気をつけること

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ヴァイオリン等の弦楽器の防音室で気をつけること


ヴァイオリン等の弦楽器の防音室で気をつけることとは


ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバスといったヴァイオリン属の楽器や、
アコースティックギター
は人気の高い楽器です。

自宅で練習したいという方も少なくないでしょう。

今回は、
「弦楽器」のための防音室を選ぶ際に
気をつけることを楽器ごとにご説明します。

ヴァイオリン、ヴィオラの防音室

ヴァイオリンとヴィオはヴァイオリン属の楽器の中でも小型で、
比較的小型の防音室でも広さは問題になりません。

1.2畳といった小さなボックスタイプの防音室でも練習でき、
1.5畳もあれば譜面台を置くこともできます。

できれば、
2畳以上のサイズがあれば、演奏も余裕をもってできます。



大きさという点で重要なのは
むしろ「広さより天井の高さ」になります。

天井が低いと弓が天井に当ってしまいます。 
演奏する人の身長にもよりますがせめて210cm以上は天井の高さが必要です。


防音性能に関しては、
ヴァイオリンとヴィオラの楽器は高音や中音部を担当する楽器のため、
出す音は比較的防音室でカットしやすい音域です。

また、
手に持って演奏する楽器なので、
演奏者自体が音を吸収して床には振動が伝わりにくく、
床部分はさほど防音性能が高くなくても問題ありません。

狭い防音室でも問題ない分、重要なのは音響です。

ヴァイオリンとヴィオラは響きがある方が好まれますが、
小さな防音室内であまり音を響かせすぎるとすぐに疲れてしまうので、
適度の音響を得る事が重要になります。

チェロ、コントラバスの防音室

チェロ、コントラバスの楽器はバイオリン属の中でも大型の楽器なので、
バイオリンやヴィオラよりも広めの防音室が必要になります。

特にコントラバスは、
広さと高さが両方必要で、
狭いと防音室内に楽器を運ぶだけでも苦労しますね。

広さサイズは少なくとも2畳以上は欲しいところで、
ヴァイオリンやヴィオラのようにボックスタイプでは大きさ的に厳しくなる場合もあります。



チェロ、コントラバスは音も、
よく響く重低音を出す楽器のため防音性能もワンランク上の物が必要になり、
床にピンを立てて演奏する楽器なので、
床にもしっかりとした防音が必要になります。


防音室の設置も階下に寝室がある部屋や、
隣家と隣接する壁のある部屋は避けた方が無難でしょう。

アコースティックギターの防音室

クラシックギター、フォークギター等の
アコースティックギター(アコギ)の防音室サイズは
さほど広さを必要としません。

音の大きさもヴァイオリン属に比べると小さくなります。

ただし、
クラシックギターはチェロのような低音部を出すため、やや防音しにくい音になります。


チェロのように床に直接楽器が触れることはないので、
床への振動はあまり気にしなくてもよく、
階下への影響はチェロのように考慮しなくてもかまわないでしょう。

フォークギターは楽器自体の防音はしやすい楽器になりますが、
弾き語りをする事が多い楽器なので、音響に気をつけた方が良いでしょう。


特にレコーディング(録音)までするのであれば、
響かせるより音を吸収するようにした方がレコーディングに向きの音響になります。


弦楽器は上記のとおり楽器ごとに特性が変ってきますので、
それぞれにあった広さ、防音、音響を考えて防音室を選ぶようにしましょう。



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