自宅に録音室を作る場合の注意点

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自宅に録音室を作る場合の注意点



自宅に録音室・録音ルームを作る場合、

・「防音業者に依頼する」
・「自分で防音材等を揃えて録音室を作る」


という二通りの方法があります。


バンドマンや歌手などは、
自宅の録音機材を使ってレコーディングをしていることも少なくなく、
中には「これが本格的なスタジオ録音ではなく、個人の録音機材か」と思う様な完璧なスタジオを作り上げている人もいます。

今回は、自宅に録音室を作る場合の注意点について書いてみますね。


自作の手作りレコーディングスタジオの注意点

当たり前の話ですが、
レコーディングをするのに必要なのは「静かな環境」です。

雑音が入ってしまっては、
歌や音楽を綺麗に録音することはできません。


「レコーディング」と言うと、
専用のスタジオを使って録らなければならない印象があると思いますが、
実は工夫次第で自宅で録音をすることも可能ではあります。

既存のレコーディングスタジオや市販の録音室と違い、手作りのスタジオは予算の都合や
「自分の思い通りのスタジオを作ることができる」と言うメリットもある為、
あえて手作りの自作スタジオを選んでいる人もいます。 

自作では防音対策が完璧にはできない場合が多いですが、
自分好みの録音スタイルを作り上げることができるのも手作り録音室のメリットです。


DIYの手作りで録音室を自作する時の注意点

どんな楽器でレコーディングをするかにもよりますが、
自作の場合は、
まず「完全な防音をする」と言うことは不可能
です。

感覚的にDIYの自作では
「できるだけ外に漏れる音を小さくする」
「余計な音が入らない様にする」

と言う感覚で行いましょう。

一つのやり方として、
「自宅の一室に録音室を作ってしまう」と言う方法です。

感覚的には「部屋の中にもうひとつ部屋を作ってしまう」と言うことでしょうか。

防音材等を利用して、部屋の中に録音用の部屋を作ってしまうことで、不完全ながらも録音室を作ることは可能です。

「音は隙間から入ってくる」と言うことが基本ですので、
部屋の中に作った録音室の隙間をテープで塞ぐ、
わざと窓をつけない様にするという工夫をすれば、
外の余計な音が入ってくることもある程度は防げる
でしょう。

また、
一度本物の防音室を見て「どうやって防音をしているのか」を調べてみるのもよいでしょう。

ドアが厚い、
下にパッキンがついていて音が外から入らない様になっているなど、
多くの工夫を目にすることができるはず。

自宅の一室に防音カーテンや二重窓を取り付けるという方法もありますが、この方法でやるのであれば「あるとあらゆる場所に防音の工夫をこらすこと」が必要になってきます。

防音カーテンをつける、
ドアを防音仕様にすると言うだけでは不完全ですので、
試行錯誤しながらになりますが、防音アイテムを加えていってみて下さい。


プロが作る録音室(防音室)には2種類あります

手作りの防音室にもコスト面等で良さはありますが、メーカーが販売している防音室にも多くのよさがあります。

防音室には「部屋にもうひとつ部屋を作る様な、個室タイプの防音室」と、
「部屋をそのまま防音仕様にする」ものとの二種類があります。


既成品の個室タイプの防音室

「個室タイプの防音室」ですが、

「サイレントデザイン」さん、
「ヤマハ」さん、
「カワイ」さんなどが販売しており、

中古の防音室を販売している業者さんもあります。


既成品防音室の注意点は、
「種類によって用途が違ってくる」
と言うことです。

「ヤマハ」から出ている「アビテックス」は、
「アップライトピアノ」に対応できる防音室と、
「グランドピアノ」に対応できる防音室とがあります。


つまり、
片方はアップライトピアノまでしか対応できませんが、
もう片方はグランドピアノまで対応できると言うことですね。


「管弦器は可能だがトロンボーン程度まで」
「打楽器にも使用することができるが、ドラムは無理」
など既製品の防音室には細かい注意書きもありますので、
「自分がどの楽器を使用したいのか」に合わせて選まなければなりません。


他にも、「サイレントデザイン」さんから出ている防音室の様に、
楽器が発する「db(デシベル)」によって対応できるものを分けている防音室もありますね。

できれば、
メーカーが主催している展示会やショールームなどへ行き、
防音室の効果を確認すると失敗がありません。


部屋全体を防音工事して録音室を作る場合の注意点

既成品の個室タイプの防音室を設置するのではなく、
部屋そのもの全体を録音室」仕様にしたい場合、
注意しなければならない点がいくつかあります。

まず、業者を選ぶ前に
自分がどこまで予算を出せるのか」を決めなくてはなりません。

なんとしても予算の範囲で防音室を作りたいのか、それとも若干予算をオーバーしても対応できるのか、これだけでも発注する防音室には差が出てきます。

そして、
金額面だけで業者を選ぶのではなく、自分の用途に合う工事をきちんと施してくれるのかについてきちんと確認して下さい。


「防音室を作って失敗した」と言っている人の中には、
金額を気にしすぎた為に思った様な防音室ができなかった といったことも多々あるようです。


防音室は決して安い買い物ではありません。

自分の予算でどの程度の録音室を作ることが可能なのか、
また理想の録音室作るにはどの程度の予算が必要なのかを確認することが失敗を防ぐ秘訣
です。

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