良心的な防音業者の見分け方

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良心的な防音室・防音工事業者の見分け方

“音楽用”の防音室・防音工事は、業者選びがとても重要です。

後で後悔しないためにも、
防音業者を選ぶポイントを十分に知っておいてください!

特に注意しなければいけないことについて以下の4項目をご説明します

  • 「音楽用途」の防音工事が得意ではない業者に頼む
  • タウンページで音楽用の防音業者を探す
  • 住宅メーカーや建設会社に防音室も頼む
  • お知り合いからの紹介


①「音楽用途」の防音工事が得意ではない業者に頼むはダメ

「防音室」や「防音工事」と言っても、
様々な種類
があります。

「音楽用」の防音室や防音工事の他にも、

「生活防音対策(階上がうるさい等)」
「基地や空港の騒音対策」
「法人や大学などの研究室用の防音室」
「工場の消音対策」


などがあります。

たとえ、
いかに「生活防音対策」や「基地や空港騒音」の防音については一流の防音工事業者であっても、

「ピアノやドラムやヴァイオリンの防音室は作ったこともないし、まったく分からない」 

「ホームシアターや音楽スタジオなどの建築ノウハウも無い」のが普通です。

ですので、
近所で評判の一般的な「防音工事業者」さんが、
あなたに最適な「音楽用途に詳しい防音工事業者」ではありません。

「あなたの音楽用の防音目的にピンポイントで合致した防音室や防音工事ができる業者」さんを、
しっかりと選ぶ
必要があります。


②タウンページで音楽用の防音業者を探すのもダメ

タウンページ(電話帳)の”防音工事”の欄を開きますと、「防音業者」の広告が出ています。

どの広告も、
素晴らしいことがたくさん書いてあります。


ですが、
全く知識のない人が
「どのタウンページの広告内容が良いか」は分かるはずもありません。



また、
防音工事業界の場合は、
ちゃんとした広告もあまり出て無かったりします。

社名と住所と電話番号のみを表示していて、
音楽用の防音がそもそもできるのかも分からない業者さんが多いです。


「とりあえず、電話して、家に来てもらおう」と思って、電話して、
自宅や現場に来てもらったが、

実は音楽用防音の経験も知識もない業者だったり、
ましては悪徳業者だったら最悪
です。


自宅に来てもらうまでは提案も受けることが出来ないので、
広告ではどんな防音業者かよく分かりません。

タウンページの広告を見て音楽用途の防音を依頼するのは、止めておいた方が良いと思います。


③住宅メーカーや建設会社に防音室も頼むのも損

もし、
あなたが住宅を建てたとします。

そうしますと、
住宅メーカーが防音工事を含めて一括しておこなうケースも多いと思います。


特に大手や有名な住宅メーカーの場合、
「ちゃんとした会社だし、営業マンも信頼できるので安心だ!」と思うことでしょう。

しかし、
これは実際に住宅メーカーから下請けを受けている防音工事業の社長さんから直接聞いた話ですが、
大手の住宅メーカー(ハウスメーカー)で防音工事ができると広告宣伝している会社でも、
実は自社では専門的な防音の設計等ができずに、
外部の下請けに防音設計を丸ごと依頼している場合も多いのです。

専門家に防音設計などを依頼している住宅メーカーは、
まだ良いのですが
音楽用途に特化した防音ノウハウを持っていないのに、
自社の下請けの一般工務店等に工事を丸投げされてしまうこともありえます。


いわゆる水回りや階上の足音の騒音や、
あるいは幹線道路交通の防音対策といった「生活防音・日常防音」のレベルであれば、
確かに一般の工務店等でも防音工事ができるところは多いでしょう。

しかし、
楽器やホームシアターやスタジオ等の本格的な音楽用途の防音は、
そういった
一般の工務店等では満足できる防音レベルの工事ができないです。

しっかりとした防音室や防音対策を願うなら、
可能であれば住宅メーカー(場合によっては建築家等)に
「防音室だけはこちらで指定した防音業者に任せて欲しい」と申し出て、
音楽用の防音室に関しては音楽用防音に詳しいプロに最初からお願いする
方法もあります。


そうすれば、より良い
あなたの音楽用途にあった防音対策ができる可能性が高いです。

住宅メーカーに音楽用の防音室まで作らせると、
費用対効果が低いことが多いです。


自宅と同じ住宅メーカーに防音室を依頼すると損な理由

自宅と同じ住宅メーカーに防音室を依頼すると
「なぜ費用対効果が低いか?」
といいますと、

まず1つ目の理由は、
住宅メーカーが下請けの防音業者の料金に自社の利益を乗せて、お客さんに請求するケースがあります。


また、2つ目の理由

住宅を契約した後というのは

「一生に一回の高い買い物をした」ということで、気持ちが高揚していて
「防音業者を自分で探すのは面倒だし、
どうせなら防音室も一緒に住宅メーカーにお願いしよう」


という気持ちになるので、
住宅メーカーとしても、防音室の契約が高値でも容易だからです。


必ずしも、
住宅メーカーに家と同時に防音室もお願いすると、
音楽用の防音がしっかりできないという訳ではありませんが、
通常の防音室の相場より、費用対効果が低くなるという意味です。


防音効果に見合った相場の値段できちんとした仕事をやってもらえる防音業者を、
ご自身で見つけた方が良いのではと思っております。


上記は
主に個人宅のケースで書きましたが、
あなたが法人の場合でも同様です。

必ずしもディベロッパーや元請けの建設会社に、防音室や防音工事を含めて依頼することがベストではなく、
防音室だけは気に入ったプロの業者にお願いできるのであれば、
よりイメージに近くて防音効果も高い防音室ができるかと思います。

(注:もちろん、住宅メーカーや建設会社の承諾や協力が無いと、あなたが選んだ防音業者に工事をやってもらうことは難しいです)


④お知り合いからの紹介は楽器が合致しているか?

防音を依頼する場合に多いのは、
お知り合いからの紹介だと思います。


もちろん、
紹介された防音業者を選ぶのは間違いではありません。

お知り合いからの紹介:デメリット1

お知り合いや友人に悪気はないのでしょうが、
音楽用途の防音は、
通常の防音とは質が違うことを理解していない可能性があります。

お知り合いは、
確かにご自宅や会社の防音工事をされて、
その時の業者が素晴らしく良かったので、あなたにも紹介してくださるのだと思います。


しかし、注意したいのは、

お知り合いに紹介してもらった業者は、

あなたが希望する音楽用途の防音はこれまでにやったことがなく、
ノウハウがまったくないこともあり得る

とういうこと。


特に、
紹介してくれたお知り合いが
音楽用途以外の防音工事をされた場合」は、気をつけてください。



もっと言うと、
その知人が音楽用途の防音工事をされたとしても、注意が必要です。


例えば、
あなたの目的が「ドラムの防音室を作る」ことだとします。

お知り合いは「ピアノ」の防音室を施工していた場合に、
実はその業者には
「ドラム用」の防音室や防音工事のノウハウが無いことも現実にあります。

実際に、「ピアノの防音室は作れるが、ドラム用はやっていない」という業者さんも多くいます。


あるいは、
あなたが「リビングにホームシアターを作りたい」といった場合、
やはり「ホームシアターの施工が得意な業者さん」に依頼した方が、
内装や音響などを含めて満足できる仕上がりになることが多いでしょう。

お知り合いからの紹介:デメリット2

防音室が完成した後に、
もしも何か不具合があっても、
紹介してもらった方の手前もあり、なかなか業者さんへ強く言うことが出来ません。

また、見積り金額など
明らかに相場より高くても、
「高すぎる」ということは言いづらいでしょう。

そして、
提案を受けた後に、断るのにかなり気を遣います。


下手に紹介してもらった防音業者を断ると、
紹介してもらったお知り合いとの人間関係がおかしくなる可能性すらあります。



ですので、
お知り合いからの紹介は、上記のようなリスクがあるということを覚えておいて下さい。



“《音楽用》防音室防音工事ネット”にご参加頂いている防音業者は、
最初から「売り込まれたくない」というあなたの気持ちを尊重して頂いた上で、ご加盟頂いております。

また、
音楽用の防音を得意とする業者さんのみと提携していますので、どうぞご安心ください。




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