マンションの音楽 防音対策

目次

マンションでの簡易的な音楽鑑賞用の防音対策について


マンションに住んでいると、
楽器の演奏ほどの大音量ではなくても
「DVDやステレオ等の音楽鑑賞」が趣味の場合、

隣近所に音が漏れてないか、
迷惑がかかっていないかと気になりますよね。


そこで、ここでは
「大がかりな工事をおこなわない場合」の、
マンションでの「音楽鑑賞用」の防音対策について書いてみます。


マンションでの、
比較的小音量での音楽観賞時の防音は、
どこに向けて防音対策が必要かをはっきりさせることが重要です。




例えば、
隣家と繋がっていない壁は防音する必要はありませんが、繋がっている壁は防音しなくてはなりません。
(もちろん、ホームシアター並の大音量で楽しむ場合は、全体的にしっかりとした防音対策が必要)


以下のことをはっきりさせ、
「必要な部分に必要な防音対策」を施しましょう。

まずは、
壁」の防音対策からです。

(あくまでも簡易的な対応策ですが)
簡単に出来る壁の防音は、壁に家具を並べることです。

特に”本棚と洋服ダンスは効果的”です。

中の本や洋服が防音材の代わりとなって遮音してくれます。


部屋の模様替えだけで済むので費用も掛からず、賃貸物件でも問題なく行うことが可能ですね。


ただし、この方法は当然、
本の入った本棚と洋服ダンスが必要です。


あまり本を読まない人や、
備え付けのクローゼットだけで服が収まっている人には不可能
ですね。

防音のために本や洋服ダンスを買うなど本末転倒となりますので、
そういう場合は別の方法を試みましょう。



さらに言うと、
防音の観点から配置を考えると、
スピーカーの後ろに本棚や洋服ダンスを置くことになり、少し不便に感じます。


次の方法は、
壁一面に「防音カーテン」を渡すことです。


防音が必要な壁の上にカーテンレールを取り付け、
そこに防音カーテンを取り付ければ完成です。
(繰り返しになりますが、あくまでも簡易的な方法としてご紹介しています)


必要な材料はホームセンターで揃いますし、ちょっと器用な人ならすぐに取り付けられます。


こうすることにより、
カーテンが音を遮り
カーテンと壁の隙間の空気層でも、
やや音が和らげられます。


この防音カーテンを使う方法は、
簡単で効果的ですが、
実は「壁自体の防音性能が低い場合は大した効果がありません」。




壁自体の防音効果を高めるには、
根本的なところから改善する必要があります。



壁の防音性能を高めるには、
壁に何かしらの防音材を取り付ける必要があります。

例えば、

石膏ボードを壁一面に貼り付ける、
洋間ならモルタル、
和室なら漆喰で壁の厚みを増す、

などの工事になります。


ピンポイントで壁だけ防音処理を施すならさほど費用も掛かりませんし、
石膏ボードを貼り付けたり、壁を塗ったりするだけなら、
出来栄えさえ気にしなければ、素人でも工事できます。



これらの方法は、
当然ながら賃貸マンションでは大家さんの許可無く行ってはいけません。

そもそも許可が下りないこともありますし、引越しの時の敷金礼金にも響きますね。

逆に分譲マンションならば、非常に効果的な方法と言えます。

もっとも、
分譲マンションならば、
費用の問題さえ気にならなければ本格的な防音工事をした方がよいです。

これらの

家具の配置の調整
防音カーテンの取り付け
壁の防音工事

これらが、壁の防音対策になります。



続いては
「床」の防音対策です。

音楽鑑賞で床に響くのは基本的にはスピーカーの振動です。

これをカットするには、床に振動対策をするか、スピーカーの防振対策をするかになります。

まずは、
「床」の”振動”対策です。

「防振カーペットやシート、防音タイル」を床に敷くことになります。


音楽の振動だけでなく、歩いた時の生活音もカットできるでしょう。

防振カーペットとシートは併用できる物も多くあり、併用すればさらに効果は高まります。


防振タイルは数十センチ角程度の正方形のもので、
何枚も組み合わせて必要な面積だけ敷き詰めることができます。


また、色も何種類かあり、組み合わせを楽しむこともできますね。


続いて、
「スピーカー」の”防振”です。

スピーカーの防振は、
まず、床に直置きしないことが重要です。

スピーカーを台などの上に置くと良いでしょう。

スピーカーを置く台として手軽なのが、
塀に使う穴あきブロックです。

穴あきブロックを横に寝かせて、
その上に板を渡してスピーカーを置くと、
ブロックが適度に振動を吸収して、音質も向上します。


その他、
スピーカーに「インシュレーター」というものを取り付けるのも良いでしょう。

音楽用のインシュレーターでは、
余計な振動をカットし、音質を向上させてくれます。

これらの防音対策を施せば、マンションの防音性能もそれなりに向上します。

もちろん
本格的に防音対策をやるなら防音室の導入や防音工事も視野」に入れましょう。

ユニットタイプの防音室ならば賃貸住宅でも設置は可能です。
(大家さんの許可はとっておいた方がよい)


これらの方法を総括して言える事は、
それぞれの環境や予算にあった防音対策を模索し、導入することです。

どれだけ防音対策をしても、
近所への迷惑が掛かるようなら、妥協して音量を下げたりすることも必要ですね。



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