dB(デシベル)の意味とは?
「dB」はデジベルと読みます。
ウィキペディアによると次のように記述されています。
『デシベル (decibel, dB) は、電気工学や振動・音響工学などの分野で使用される無次元の単位。』
これだと少し解りにくいと思いますが、
これは音の大きさの単位で、
物理的な音の強さ(音圧レベル)で表すときに用いる単位です。
ここでは
「音量を表す単位のこと」だと解釈していただければ十分だと思います。
デジベル数が高いと「うるさい」、小さいと「静か」
という風に考えていただいても差し支えないでしょう。
実際にdB数というのはどのように算出されているかという計算式を理解するのは、高度で難度が高いものとなるので、以下の実例を参考にしていただければと思います。
20dB 木の葉のそよぎ・ささやき声・置時計の秒針の音
30dB 夜の郊外住宅地
40dB 市内の深夜・図書館・静かな住宅地の昼
50dB 静かな事務所
60dB テレビやラジオの音・普通の会話・静かな乗用車
70dB 大声での会話・電話のベル
80dB 交通量の多い道路・騒がしい事務所
90dB 地下鉄の車内・どなり声・騒々しい工場の中
100dB 電車のガード下
110dB 自動車の警笛
120dB 飛行機エンジンの近く
130dB ジェット機の離陸
実例としては以上のように言われています。
なお、「ピアノ」は一般的には「80~100dB」程度の音になります。
60dBが「テレビの音に相当」するという部分に注目していただければイメージしやすいかと思います。
110dBが車のクラクションに相当しますが、車に乗ることが多い方はイメージがしやすいかもしれませんね。
また、50dB以上になると一般的に騒音を感じると言われています。
ちなみにですが、
防音ドアや防音室や防音工事で「Dr-30(D-30)」とか「Dr-40(D-40)」とか書かれていますが、
単純に言うと
Dr-30(D-30)だと、「30dB相当の音を減らす(遮音する)」ことを意味します。
Dr-40(D-40)だと、「40dB相当の音を減らす」ことができるということになります。
つまり、90dBの音をDr-40で遮音すると50dB程度に音が低減されることとなりますね。
※ここで例として挙げた実際の音は環境等によって変化する場合があります。
あくまでも目安としてお考え下さい。
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