防音室・防音工事見積書の確認ポイント

目次

見積書の確認ポイントとは?

見積り書のチェック項目について

ご自宅や現場に防音業者を呼び、
詳細なヒアリングと現地調査の後に正式な見積書が出ますよね。

見積書ではトータルの金額のみしかチェックしない方もいらっしゃるのですが、
正式な見積書を出してもらったら、最低でも下記のチェックをおこなって下さい。
(現地調査前の概算見積時では、明確には内訳が出ない場合もあります)


「一式」という項目

見積書の中に、「一式」という表現があったらチェックが必要です。
「一式」という表現を防音室や防音工事の業者が使う場合は、

  • 見積書の作成の手間を省いている  または、
  • あいまいにしておきたく、詳細を突っ込まれたくない


上記のどちらかの場合が考えられます。


ですから、

「一式」という表現があった場合は、
「一式と明記されている具体的な内容」を防音業者に、きちんと説明してもらうようにしてください。


防音性能を数値化して保証しているのか

防音業者の中には、
防音性能を数値化して保証するところもあります。 
(概算見積もりの時点では、そこまで提示されていない場合があります)

例えば

「遮音等級D-60(数値が大きいほど遮音性が高い)」とか、
「隣の部屋の騒音レベルが40デシベル以下(数値が小さいほど音が小さい)」

にすること等を保証するものです。


もしも、

複数の業者の提案で
数値化した防音性能の保証がされているなら、
これらの数値もチェックして各業者の見積もりを比較しましょう。


一般的に、遮音レベルを上げれば上げるほど、
それだけ防音工事に使う資材等の値段も高くなっていきますので、
防音室や防音工事にかかる費用も高くなっていきます。


なお、
防音性能の保証ですが、
必ずしも全ての防音業者がおこなっているものではありません。


また、
防音保証してくれることが全て良いかというと、そうとも限りません。

なぜなら、
「防音性能を保証する」ということは、その分だけ工事の前や後に調査が必要になり、
防音業者にとって手間がかかることなので、どうしてもコスト高にもつながってしまいます

ある音楽用の防音が得意な業者の役員の方とお話しさせて頂いたのですが、
その防音業者さんでは、
上下と両隣にお住まいの別世帯の人が住んでいる部屋での防音レベルまで保証していました。

つまりわざわざ、
防音室や防音工事をおこなう現場(部屋)の階上・階下・両隣の他の住民の部屋に入って、
騒音レベルの測定をするのです。 

当然、事前に、
マンションやビルのお隣さんや上下階の住人に対して防音業者が事前に説明したり許可を得て、
実際に測定装置を入れて騒音レベルを計る日程を近隣の方と個別に調整したりする手間がかかります。


当然、
そこまでの手間をかければ
コストアップになっていくので、
見積もり金額も高くなっていきます。


もちろん
近隣の方との普段の人間関係や、
一戸建て等の場合はどの程度お隣の家と距離的に離れているのか
によっても、変わってくるかと思います。



いずれにせよ、

防音性能の比較も忘れずにおこない、
防音性能や防音保証について書かれてなく気になるようでしたら、
業者に質問してはっきりさせておいた方が良い
です。


見積書について疑問点の説明依頼

見積書を確認する際に、
不明点については必ず防音業者に説明をしてもらうことが大切です。


防音室や防音工事が完成してしまった後では、
簡単にやり直しができない場合も多いです。


ですので、
事前にしっかりと業者に不明点は説明してもらい後悔することのないよう、
そして自分の希望する防音室が実現するように、しっかりと確認しておいて下さい。

思ったことや疑問点はきちんと防音業者へ伝えることが重要ですね。

防音工事見積もりでは予算か防音性能、どっちが優先?

防音工事を予算内で安くおこなうことがあなたにとって最優先項目なのか
(それでも信頼できる業者なら大きな問題はないでしょう)、

多少のコスト高になったとしても
他の部屋や近隣住民になるべく迷惑がからないように防音性能保証が重要なのか、

あなたの考え方や優先事項によって予算か防音性能のどちらを優先するかが決まりますね。




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