ヤマハ(アビテックス)防音室の値段と特徴
防音室の定番メーカーといえば
ヤマハとカワイのピアノ二大メーカーです。
それぞれのメーカーに特徴があるので
今回はヤマハのアビテックスについて値段や特徴についてお知らせしますね。
最初にヤマハ「防音室の値段」についてお伝えします。(2023年5月時)
*注)組立・運送料は含まれてません。
- セフィーネN S
-
1.5畳タイプ 型番:AMDB15H
外形寸法[W×D×H(mm)]:1443×1884×2069
値段:¥979,000(税込)
- ダイム(DIY.M)
-
約0.5畳タイプ 型番:SBA05
外形寸法[W×D×H(mm)]:918 × 970 × 2040
値段:¥379,500(税込)
まずはヤマハの防音室「アビテックス」シリーズです。
アビテックスシリーズの主要製品名は「セフィーネ」ですね。
これらは小型の「ボックスタイプ」、
少し広めの「ルームタイプ」にわかれ、
それぞれに「標準モデル」と「低価格モデル」が用意されています。
その他には、
自作DIYでおこなうユーザー組立型簡易防音室の「ダイム」シリーズがありますね。
他にも音楽用途以外の、
外からの音を遮断する
プライベート空間用防音室の「マイルームⅡ」という製品もありますね。
大きさですが、「ボックスタイプ」は0.8畳~1.5畳で、
「ルームタイプ」は2.0畳~4.3畳がラインナップされています。
防音性能は、それぞれ「標準モデル」がDr-35とDr-40、
「低価格モデル」がDr-30、Dr-35、Dr-40が用意されています。
大きな音が出る楽器や、
特に夜間に音を大きく出す場合には、
防音性能的に厳しい場合もあるので、
事前にご自身の環境等で問題がないか確認が必要でしょう。
さて、
「標準モデル」と「低価格モデル」の主な違いですが、
「ボックスタイプ」につては、「音響パネルと床の振動対策」に差があったり、
「ルームタイプ」では、音響パネルとFIX窓パネル選択で違いがあったりします。
そのほか、
オプションのバリエーションも「標準モデル」と「低価格モデル」では違ってきます。
また、「低価格モデル」はコストダウンされた、天井の低いモデルもラインナップされていますね。
「標準モデル」と「低価格モデル」も防音性能に関しては同等ですが、
音響に関しては「標準モデル」と「低価格モデル」とではやはり差があるといえるでしょう。
(しかし小さい防音室では、細かい音響設定までは難しい)
「標準モデル」の「ボックスタイプ」では、
コーナー部の音のこもりを改善する、
コーナー用の「音場パネル」というものが採用されています。
その他にも「標準モデル」では、
「ボックスタイプ」、「ルームタイプ」ともに、
「壁掛け音場パネル」というものによって、
簡単に音響を調整できるのもヤマハの大きな特長です。
これらに魅力を感じるならば、
「低価格モデル」よりも「標準モデル」が良いでしょう。
「ルームタイプ」の窓は、
「標準モデル」では1枚FIX窓(カンタンに言うと「開かない窓))パネルが付属し、
オプションで2枚追加でき、最大3枚のFIX窓を付けることができます。
「低価格モデル」では
このFIX窓パネルがなく、窓は扉についた窓だけになります。
デザインではそのほか、
「標準モデル」ではコーナーに木目調の化粧柱を選択できます。
その他、ヤマハの特長として、
ピアノを外に運び出さずに防音室を設置できるという利点があります。
また、
底床パネルやライナーによって、
畳やクッションフロアの上でも防音室を設置可能で、
防音室を設置する床を選ばないというのも優れた特長といえるでしょう。
ただし、防音室を撤去時には、
下の畳やクッションが凹むこともあるので、その点はご注意ください。
音楽用防音室ではなく、
プライベート空間のための防音室である「マイルームⅡ」は、木目の外観で落ち着いた外観をしています。
この防音室「マイルームⅡ」は、
中の音を漏らさないための防音室ではなく、外からの音を遮断することを目的とした防音室です。
読書や勉強などに利用するのがオススメで、音楽用途には向かないでしょう。
上記のような「ユニットタイプ」ではなく、
「オーダーメイドタイプ」の「フリーシリーズ」では、
0.5畳~30畳とさまざまな広さの部屋に対応できます。
この「フリーシリーズ」は、
既成品の防音室ではなく、
普通に防音工事をおこなうイメージで考えるとよいでしょう。
「フリーシリーズ」の防音性能は
Dr-30、Dr-35、Dr-40の三段階から選ぶことになります。
「フリーシリーズ」の場合、既成品の防音室ではなくなるため、
防音業者がおこなう通常の音楽用防音工事と競合することになります。
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