防音工事の悪徳業者に気をつけてください
どんな世界にも「悪徳業者」が存在しますので、こういう業者に引っかからない様に防音工事業者選びをしなければなりません。
大幅な値引きをしてくる業者
基本的に防音工事は安いものではありませんので、「高い」と言った時に「大幅な値下げをしてくれる業者」は、一時的には好かれる傾向にあります。
ですが、ここに罠があります。
防音工事が高く設定されていることには、それなりの理由があります。
その金額でなければできない、高額な部材や細かい手間がかかるのです。 だから防音工事は高いのです。
それを簡単に値下げするということは、「工事が手抜きになる」「本来使わなければならない防音関連部材を使わない」ということになりかねません。
こちら側のことを考えてくれる業者というのは、まず大体の予算を聞き、その範囲でできる防音工事を提案してくれます。
もしくは、「その予算では良い防音室や防音工事は到底出来ない(のでうちでは工事しない)」とはっきり言ってくれます。
防音業者さんと話し合いをしながら、満足度の高い防音室や防音工事の構想を煮詰めていく。 これが正しい防音業者さんとの関わり方だと思います。
大体、一気に値下げができるという事は「料金を過剰に高く見積もっている」という可能性もあるわけで、そういった商売の姿勢面でも疑わなくてはなりません。
「値引き」というとつい話に乗りたくなりますが、後のことを考えれば簡単に決めてはいけないのです。
サイトに掲載されている他社の情報を引き合いに出してくる会社
よくあるのが、「うちだったら、もっと格安金額で同じ防音工事ができる」と言うケースです。
確かに高い金額を設定している防音工事業者はたくさんありますが、ほとんどの場合高いことには理由があります。
防音アイテムの金額を見ても解るとおり、防音に関する部材などは基本的に高額なものが多いです。
お客さんのことを考えて、しっかりとした防音室や防音工事をおこなおうと思って真面目に見積もると、どうしても高くなってしまうものです。
それを簡単に「格安にできる」という業者は、手抜き工事などで手を抜く可能性も少なくありません。
突然業者が「防音工事をしませんか?」と訪問してくるケース
音楽用の防音工事とは少し違ってきますが、これは「基地」や「空港」などの近くに住んでいる人に注意して欲しいケースです。
こういった地域では、飛行機が飛ぶ音などが「騒音」として問題になっていることを業者は事前に分かっています。
だからこそ、「防音工事をしませんか」と話を持ちかけてくるわけです。
こういった地域では、騒音を軽減するための防音工事にかかる費用を国が負担してくれます。それを狙って業者がやってくるのです。
しかし、家に突然訪問してきて「防音工事をしませんか」と言われたところで、すぐに契約ができるはずもありません。 こういった飛び込み訪問の業者に関しては、契約をしない様に自治体が注意を呼びかけているケースもあります。
どんなにうまい話を持ってこられても安易には乗らないことが大切です。
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