工場の作業場を「防音パネル」で囲むだけで、騒音対策効果はあるの?

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工場の作業場を「防音パネル」で囲むだけで、騒音対策効果はあります。
(もちろん、工場以外の研究室やオフィス、学校や病院などでも「防音パネル」は利用可能です)

 

音は空気が振動することによって伝わるという性質がありますので、
この空気の振動をパネルにより遮る事が出来るから、防音効果が生まれます。

 

しかも防音パネルの本体は、音を伝えないという性質もありますね。

 

 

ところで、高速道路や新幹線の横には防音のパネルがありますが、
それらは完全に四方を囲うという事は出来ていなくても、騒音対策の効果は出ています。

 

つまり、それだけの効果があるからこそ
日本中の高速道路等で設置されているわけですね。

 

 

そして記事タイトルのように
「防音パネルで完全に囲う事が出来ている」という状態にすれば、
大きな騒音対策効果を期待することが出来ると考えて良いでしょう。

 

 

 

防音パネルで騒音対策効果がある理由としては、

・防音パネルそのものによる遮音効果と
・「完全に囲う」ということで、空気によって外部に音が漏れ伝わるという事が無くなる、もしくは減少できる

ことがあります。

 

 

あなたも室内にいて窓を開けた時に、
「一気に外部の音が聞こえるようになった」という事を体験しているはずです。

 

これは締め切っていたことによって、防音効果の中にいたことにより、
外の音が伝わってこなかったという事です。

 

窓を開けるとその囲いの効果が無くなって
音を通してしまう空気がつながり、一気に音が聞こえるようになります。

 

 

防音パネルで密閉して囲ってしまうという事にも大きな効果があるので、
有効な騒音対策として検討されて良いでしょう。

 

 

 

音は空気を介しても伝わりますが、
様々なモノを介しても伝わるようになっています。

 

その程度のほどはモノによって変わるわけですが、
防音パネルは音を極めて伝えにくいように作られたものとなるので、
その効果は予想以上だと感じる人は少なくありません。

 

 

工場内の作業場をどれだけの防音パネルで囲えば良いかという事は、
作業内容や現場の状況により異なります。

 

防音工事や騒音対策の専門業者に
「騒音対策効果がどれほど見込まれるか」や「施工金額」を
複数社でチェックするのが良いでしょう。

 

 

 


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