ルーツブロワ(ルーツブロワー)の騒音対策、防音方法

ルーツブロワ(ルーツブロワー)の騒音対策、防音方法について

ルーツブロワ(ルーツブロワー)の騒音対策、防音方法について

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ルーツブロワ(ルーツブロワー)は、
回転数に比例した、一定量の気体が送り出される仕組みになっています。

 

ローターの形状によりサイクロイド型とエンベロープ型、
インボリュート型の3種類に分類することができます。

 

ルーツブロワは歯車ポンプの一種とされていますが、
歯数が少ないのでローターの軸端にタイミング歯車を設置します。

 

 

 

工場では騒音が公害問題とされており、
ルーツブロワの防音対策も非常に重要です。

 

新品でもかなり大きな音を発生しますが、
ルーツブロワに装着されたサイレンサーは使用し続けると粉塵が詰まり
さらに大きな音を出すようになります。

 

 

ルーツブロワ(ルーツブロワー)の一般的な防音対策としては
「防音ボックスで囲む方法」や「サイレンサーを大きくする方法」があります。

 

 

 

また、ルーツブロワで騒音が発生する原因は、ローターによる空気の圧縮にあります。

 

空気を圧縮する際に大きな音が出るので、
根本的に音の発生を抑える方法も有効です。

 

音の発生を抑えるには回転数を下げる方法や
立型ルーツブロワに変更する方法があります。

 

 

・ローターの回転数を1分間あたり1000回転程度に抑えれば、
 騒音を少なくすることができます。

 

・立型のルーツブロワは横型のものと比較して騒音が少ない傾向があります。

 

 

立型のルーツブロワは、空気を送る効率が横型のものより優れているため、
回転数を抑えることができますね。

 

また横型のものよりもケースに厚みがある場合が多いので
音を吸収してくれるというメリットもあります。

 

立型のルーツブロワで回転数が1分間あたり1000回転程度のものを選ぶと
騒音を少なくすることができます。

 

 

 

なお、立型のルーツブロワに新規変更するよりも、
騒音対策工事や防音工事をおこなった方が
コストも安いかと思われます。

 

防音専門業者さんの相見積もりも取得されて
比較検討してみてはと思います。

 

 

 


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